さて、どちらの部屋に入られますか?
見る度に写すものを変える、写し世の壁画
異空間の隠者の独白と思考
 …此処はかつて、王の名の元に当時の画家が描き記した絵の数々です。
勅命の他に恐らく只の落書きでしょうね…
特に重要なものは此処では少なく、恐らくは
画家の趣味の部屋だったのだはないかと思います。
それでも、見ると言うのならばどうぞ御自由に…。
…かつて私達の遠い祖先が異空間の隠者に因って託され、記し残した伝承は、余りに
も膨大なる量の為、重要なものかどうかは実際耳を傾けてみなければ分かりません。
それでも興味がお有りになるのでしたら、暫しの間扉を開いてみるのも良いかもしれ
ませんね。
 外に控えておりますので、読み終わりましたら声を掛けて下さい。
遺跡を出る